業界記事

手すり先行型足場運用/構造物施工に墜落・転落事故の防止へ

2004-06-03

 茨城県土木部では、枠組みの足場を使う構造物の施工現場で、手すり先行型の足場を運用する考えだ。死亡災害の大きな原因ともなっている作業員の墜落や転落事故を防止するため。すでに、国土交通省の関東地方整備局が15年度下期から運用。近く、整備局の積算基準が明らかにされるため、その後、7月から8月までに運用する見通し。ただ、実際に手すり先行型の足場を使用する工事が発注されるのは9月ごろからになりそう。
 手すり先行型の枠組み足場については、15年度下期から国交省の関東地方整備局が建物や橋りょうなどの大規模な構造物の施工現場で運用しているが、現在、都道府県では運用されている例は少ない。
 茨城県土木部では、昨年7月に全国仮設安全事業協組が岩間町内で行った足場の現場研修に参加し、展示された足場製品に実際に足をかけ、必要性や安全性を確かめるとともに、その後、運用の検討を進めていた。
 検査指導課によると「県内では、つくばエクスプレスの関連工事で施工を請け負ったゼネコンが自主的に使った例はあるが、行政が運用を指導するのは初めて」「他県ではモデル的に運用している例もあるが、茨城の場合は、最初から共通使用にして、原則化する考え」という。
 実際に手すり先行型の足場が運用される工事は明らかでないが、橋りょうの橋台や橋脚、建物の施工現場が対象としている。
 菊地正彦

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