業界記事

並木沢ダム工発注へ/中宿跨線橋で耐震/16年度の事業概要

2004-06-01

 県安中土木事務所(平塚照三所長)は、今年度の事業概要を明らかにした。それによると、総事業費は対前年度比マイナス23%の約12億7000万円となり、計82か所で事業を展開する。主なものは、新規事業として安中市古谷地内の主要地方道下仁田安中倉渕線において、自転車・歩行者道の設置を計画。継続事業では、中宿跨線橋の耐震補強工事で今年度の完成を目指して伸縮装置や高欄補修、橋面工などを上期に発注。また、猫沢川の河川整備は今年度から鷺宮工区に着手する考えで、地元説明会や工区内に架かる市道橋の設計、用地買収などを実施していく。並木沢の通常砂防事業では、1号ダムの工事及び2号ダムの詳細設計を9月までに発注する方針だ。
 今年度は、補助公共20か所、単独公共62か所の計82か所となり、事業費はそれぞれ補助が約6億6000万円、単独が約6億1000万円となる。主な事業の概要として、単独道路特別改良の主要地方道松井田軽井沢線は、松井田町が進めている旧信越本線の「碓氷峠鉄道文化むら」から峠の湯間においてトロッコ列車の運行計画に伴い、県道と踏切部を立体化するもので、今年度は道路改良工を実施する。今年度から2か年で進めていく安中市古屋地内の主要地方道下仁田安中倉渕線自歩道設置計画は、花の木橋付近から安中市役所方面へ向かう全延長703・5mが対象。原市小や第2中、安中高校、安中実業高校の生徒らが通学路として使用していることから、安全確保を図るため、同線北側に幅員3・5mの自歩道を設置する。今年度は用地買収を実施するほか、区間内に架かる高橋橋への側道橋(橋長約10m)の詳細設計も発注する。また、継続事業として同じく歩道設置を促進している主要地方道松井田下仁田線は、現道の幅員が狭小で歩道未整備なため、新たに幅員2・5mの歩道を片側へ設置しているもので、計画延長は松井田町八城の交差点から妙義町の境までの約1100m。このうち今年度は、延長70mの工事を発注する。
 14年度から着手している中宿跨線橋(安中市中宿)の補強工事はJRとの協定区間工事にメドがついたことから、残る橋面工806㎡、伸縮装置や壁高欄、階段補修工事等を同事務所より発注する。
 河川関連では、平成14年度に着手した九十九川の総合一級河川整備事業は、同川右岸側となる米山公園隣接地の低水護岸整備をL60m(安中市安中地内)を実施する。全体計画は延長約1200mを整備するもので、事業期間は平成18年度までを設定、総事業費は約3億円を試算している。整備内容は、人々が豊かな自然とふれあえるような安らぎの場所を形成することを目的とし、隣接する安中市スポーツセンターや米山公園などと連携させ、一大自然ゾーンを創出する計画。また、広域一般河川改修事業で、平成9年度から改修に着手している猫沢川は、全体計画はL2890mで、上流側を中野谷工区L1330m、下流を鷺宮工区L1560mとしている。先行して着手した中野谷工区がほぼ完了することから、今年度より鷺宮工区を本格化させる。今年度は、15年度に桜井測量設計(安中市)に委託した詳細設計が終了しだい、これを踏まえて地元説明会を実施、用地買収に着手する。また、用地調査や工区内に架かる市道橋の設計業務なども発注していく。
 このほか、通常砂防事業の並木沢地区(松井田町入山)においては、ダム2基を整備する計画。平成13年の豪雨により土石流が発生したため新たにダムを設置するもので、今年度は、H10m、L36m、調節容量1万3900tの1号ダム(鋼製スリットダム)の工事を発注するほか、2号ダム工に先立つ詳細設計及び用地測量調査をそれぞれ上期中にも発注する方針だ。

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