業界記事

新たな交通システム中間報告/路面タイプ視野に検討へ/今年度内に導入構想策定

2004-04-27

 新潟市内における新たな交通システム導入の検討を進めている県土木部及び新潟市は、このほど第4回検討協議会(会長・斎川正幸県土木部都市政策課長)を開催。中間報告の内容を明らかにした。それによると、導入システムは高度な路面タイプがふさわしいと評価。また、ルートに関しては新潟駅と鳥屋野潟地域、県庁、市役所を結ぶ環状ルート、新潟駅と空港を結ぶ空港ルートで詳細検討を進める方針。今年度内にルート案やシステム案、導入効果、実現化方策などを纏めた導入構想を策定する予定だ。
 新たな交通システムの導入検討にあたっては、昨年度に行政サイドの「新たな交通システム検討協議会」と民間サイドの「新たな交通システムを考える会」を設立し、今年度の導入構想策定を目標に協議を進めている。
 今回の中間報告では、まずルート面で、昨年度に想定した複数ルートの中から、環状ルート(新潟駅~鳥屋野潟南部開発地区~県庁・美咲町地区~市役所・古町地区~新潟駅周辺の回遊)及び空港ルート(新潟駅~万代島再開発地区~新潟西港~新潟空港)が採算性や整備効果、需要面で必要なルートであり、今年度に更に詳細を検討することになった。
 また、導入システムに関しては、<1>高架タイプ(AGT、モノレールなど)<2>路面タイプ1(道路内軌道走行システム、LRTなど)<2>路面タイプ2(ゴムタイヤで道路内専用レーン走行システム、基幹バス、海外の新システムなど)―の中から導入空間の確保面(道路計画幅員内で導入できること)や財源の確保面(少ない財政負担)、耐候性の確保面(風雪時でも運行可能)の適合性を評価。その結果、新潟市が目指すコンパクトシティーに対応する公共交通としては、密度の濃いサービスが可能となる高度な路面タイプのシステムがふさわしいとした。
 今年度の関連事業費は2000万円で、このうち、調査研究費(将来需要予測の調整、交通影響予測、整備効果検討、導入構想の策定)に1930万円を充てる。
 今年度の検討項目としては、「協議会」及び「考える会」の各サイドで利用促進方策の検討や需要予測・事業収支、道路交通への影響、整備効果・事業手法の検討、ルート・システムの総合評価を行い、今後開催予定の合同会議の中で導入の必要性(目的)、ルート案、システム案、導入効果、実現化方策や利用促進方策などを協議する。
 その後のシステム絞込みステップとしては、ルートコンセプトを設定した上でシステム要求水準(仕様)に基づき事業者から提案を受け、総合評価により受注者(システム)を決定する見通しだ。

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