業界記事

2億円で実験棟を改築/ユネスコの水害センター

2004-04-23

 独立行政法人・土木研究所(つくば市南原1-6)は、世界各地の水問題に対処する国連(ユネスコ)の「水災害国際センター」を敷地内に整備する。研究所内の土質共同実験棟の半分を改修し、設置する計画で、センターの規模は2階建て約2000㎡(縦14m×横70・4m)、総工事費は約2億円。改修工事は近く発注し着工の見込みで、来年秋までに完成させる予定。
 水問題、特に水災害は世界で深刻な状態にあり、今後の人口増加、気候変動などによって一層の頻発化・甚大化が懸念されている。そのため、昨年3月の第3回世界水フォーラム閣僚級会議で、国連・ユネスコから、水災害国際センターを日本(つくば)に設立することが表明された。
 その後、同センターは、長年にわたり専門的な経験がある土木研究所に設立することになり、国土交通省や外務省などが一体となって設立準備を進めている。今年4月には「ユネスコ・水災害とリスクマネジメント国際センター設立推進本部」が設置された。
 センターは、世界的な「水災害とリスクマネジメント」をテーマとし、研究、研修、情報ネットワークの3つの活動を行なう。
 設置場所は、研究所本館北側に立地する土質共同実験棟で、実験棟の半分を改修して充てる。計画規模は2階建て約2000㎡(縦14m×横70・4m)で、内部は、1階が講義ホール、講義室など、2階が研究室、センター長室など。
 センター棟工事は近く発注の見込みで、来年秋の完成を予定する。総工費は約2億円。センターは、来秋のユネスコ総会での承認を得て正式に発足し、活動を開始する。
 なお、土木研究所では、同センター設立検討支援業務(活動支援業務、情報収集、広報活動など)の簡易公募型プロポーザルも行っている。
 国連がグローバルなレベルで水災害問題に本格的に取り組む国際センターを設立することは、今回が初めてで、同センターが水災害問題の中心的役割を果たすことが期待される。ユネスコ(UNESCO)は「国際連合教育科学文化機関」の略称。

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