業界記事

「厳命」と受けとめ/知事の「タダ発言」で幹部ら

2004-04-19

 上田県知事が先日の部課所長会議において行った訓話の中で、「県庁舎をタダで建替」「道路整備もタダで」という強烈なメッセージは、知事の調整的な役割を持つ部署によれば「あれは厳命」「部課所長は実行を」との発言だったことが改めて分かった。また、「知事の願望や思い込みでは」と解釈する職員がいることに対し、「残念でならない。進んで取り組んで欲しい」ともキッパリ。
 ことの発端は、12日の部課所長会議で、上田知事が雇用を創出する事業、コストを縮減する努力、社会資本整備が未整備なら「金をかけないで整備する」方法の検討などを挙げ、「庁舎建替え」「道路整備」にも触れ、「タダでできる方法があると聞いている」の言葉に続く。
 同会議にい並んだ幹部に対しての言葉だけに、幹部がどのように受け取ったという感覚の問題ではない。当然幹部は部課所でそれぞれ職員に伝える義務があるはず。
 しかし、それぞれの関連のありそうな課所では「正式に言われていない」「どこまで知事が本気で言ったか分からない」などの検討の指示があった場合にはそれなりの覚悟があるものの前向きな言葉はあまり感じられなかった。
 知事周辺のスタッフによれば「どういう風に感じたではなく、あれは実行しろ」と明らかに言ったものと答えている。言われることを待つ姿勢ではなく、「どのような方法があるか真剣に検討に入ることが当然」と言う。また、その姿勢が「優れた経営体」につながることも「認識して欲しい」とも言う。今後、関係各課所は具体化に向けてどのような方策を探り、動くのか知事はもとより職員、業界も注視している。

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