業界記事

中部合同庁舎の建設/9月議会承認で着工

2004-04-20

 16・17年度の2か年継続で建設する(仮)中部合同庁舎建設事業について、日立市は着工時期を当初の6月から9月の定例議会終了後に変更する見通しを明らかにした。これは国から受ける交付金の手続きが長引くため。工事は建築をメーンに、電気設備、給排水衛生設備、空調設備工事と4本に分離して発注する予定。日立建設設計が策定した実施設計の規模は、RC造4階一部6階建て延べ5132・37㎡。総工費は22億1618万7000円を見込む。
 この庁舎は、日立産業文化会館(通称・電鉄プラザ、桜川町1丁目)内の多賀市民会館と多賀公民館、電鉄プラザ付近に立地している中部支所を、国道6号と多賀駅を結ぶ県道常陸多賀停車場線(よかっぺ通り)沿いの清和館跡地7961・68㎡に移転して合同庁舎化するもの。
 基本・実施設計は、(株)日立建設設計(東京都千代田区麹町3-5)が策定し、施設規模をRC造4階一部6階建て延べ5132・37㎡、建築面積を1981・09㎡で想定。
 市民との協働による多賀地区の活性化を基に、地区のシンボルとして、バリアフリーやエコオフィス、ランニングコストなど、他地区に対して個性化の図れる施設をコンセプトとした。内部は支所(1階)、市民会館(1、2階)、公民館(3、4階)の3機能に、市民交流施設(1階)を加えた4機能の施設とする。
 このうち支所には、執務室や相談室、倉庫を配置。市民会館は、約180㎡の小ホールを1階に設けて、500席まで収容可能な大ホールや会議室2室(分割利用で3室可能)、ロビー、楽屋、倉庫を2階に置く。
 また公民館は、3階に会議室2室(分割利用で3室可能)を配置するほか、和室を1室(分割利用で2室可能)、調理室1室、屋上テラス、倉庫を。4階に会議室を5室(分割利用で最大9室が可能)設ける。
 そして市民交流施設には、ラウンジやミーティングコーナー、メールボックス・情報コーナー、パソコンコーナー、コピー・印刷機などの市民交流エリアを中心に、展示ギャラリーや自動販売機を配置。
 このほか、公民館、市民会館、市民交流の各機能を1室に集約した事務所と倉庫を設け、屋上には広場や機械設備スペースを取る。また、2階を除いた各階に喫煙室を配置し、1階から屋上までのエレベーターを2基設置。各階にはトイレや湯沸し室も置く。
 一方、外側のよかっぺい通り側には約3000㎡の多目的広場のスペースが設けられ、庁舎の裏側を取り囲む形で109台の駐車場が確保される。また、道路沿いには植栽が施される。
 自動車は、海側の市道から侵入するようにして、歩行者と自動車の進入路を分離。市道は既存の幅員4mを10m(歩道を含む2車線)に拡幅して、一部新設も行い自動車も入り易くする。
 工事は、5月に予定する交付金の手続きや単価の入れ替えなど諸手続きを済ませ、9月の定例議会終了後に着工される見通し。建築工事をメーンに、電気設備、給排水衛生設備、空調設備工事を分離して発注する。
 なお、総工費は22億1618万7000円(16年度=4億2235万円、17年度=17億9383万7000円)を見込んでおり、16年度当初予算には工事監理や植物害虫防除委託に1038万5000円、工事費4億1210万円、用地購入費1億3220万3000円などを計上している。

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