業界記事

2号橋に新規着手/3・4%増の196億円強/岩島地区の補償基準妥結へ

2004-04-16

 国土交通省八ッ場ダム工事事務所(野田徹所長)は、16年度の事業概要を明らかにした。それによると、今年度の事業費は昨年度に比べ3・4%増額の196億5000万円となっている。同事務所では、引き続き水没5地区及びダム下流関係地域の生活再建に向け、代替地及び付け替え国道など基幹施設の整備を進める方針で、それに伴う用地取得も計画的に進める。また、年内中には吾妻町岩島地区の補償基準を妥結したい考えで、連合補償交渉委員会との協議を進める。
 今年度の主な事業は、県道林吾妻線に架かる(仮称)2号橋の工事をスタートさせる計画で、すでに発注済みとなっているP3、P4橋脚の工事を進めるほか、近くP2橋脚も発注する方針。同橋は、ダム湖を跨いで川原湯代替地上湯原地区と林代替地を結ぶ橋長590m、全幅16m(車道7m、両側歩道3m)、5径間のエクストラドーズド橋。川原湯側(右岸側)のP3、P4の2基を昨年度末に発注し、P2橋脚を新たに発注する。同橋脚の規模は、高さ44・5m、基礎は同様に深層杭基礎(φ14m×深さ13m)で、形式は柱式橋脚。また、付け替え国道145号の久森沢橋や県道林吾妻線の大沢橋も下部工に着手していく方針。
 各代替地の現在の状況は、川原湯地区が最も整備が進んでおり、県道林吾妻線事業とともに粗造成工事を進めており、16年度も引き続き工事を進捗させる。横壁地区は、15年度までに文化財調査及び貯水池護岸工事を実施しており、16年度も継続して同事業を進めるほか、代替地の粗造成工事もスタートさせる。川原畑地区についても同様に埋蔵文化財調査と代替地の粗造成を引き続き進めていく。林地区は、これまでに長野原第一小学校の移転を実施しており、今年度から同代替地内の中棚・楡木地区の造成工事をスタートさせる計画。また、長野原地区は、これまでに埋蔵文化財調査を実施したほか粗造成工事に着手しており、引き続きの工事促進を予定している。
 一方、吾妻町岩島地区の補償基準については、5月の連休明けに地元住民に対して基準案を提出し、その後協議を進め年内には妥結したい考え。また、長野原町の分譲基準についても年内の妥結を目指す方針で昨年の12月には基準案の提出を行っている。分譲基準についても年内には妥結したい考えで今後協議を進めていく方針だ。
 今年度発注予定の工事は次の通り(◇事業名=<1>場所<2>工事概要<3>入札時期)
【工事希望型指名競争入札】
◇付け替え国道145号川原畑地区改良工事=<1>長野原町川原畑<2>切り土工100万立方m<3>第2四半期
◇県道林吾妻線(上原地区)新設工事=<1>長野原町林<2>切り土工20万立方m<3>第2四半期
【指名競争入札】
◇付け替え国道145号立馬橋下部他工事=<1>長野原町林<2>橋台2基(H=12・5m、H=12・0m)、仮設工1式<3>第2四半期
◇県道林吾妻線(R-8)函渠工事=<1>長野原川原湯<2>ボックスカルバート工(H=3・9m、B=4・9m、L=21・8m)<3>第2四半期
◇横壁(東・中村)地区護岸工事=<1>長野原町横壁<2>コンクリート工1000立方m、仮設工1式<3>第2四半期
◇横壁(小倉)地区護岸工事=<1>長野原町横壁<2>コンクリート工1000立方m、仮設工

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