業界記事

7月にも東第2発電所/柳原はコイル等取替/今年度の事業概要

2004-04-08

 県企業局発電課は、今年度の事業概要を明らかにした。それによると、16年度は資本的支出として25億9786万円を投じ、各種事業を展開する。このうち、建設改良費には10億9336万円が配分されており、メーンとなるのは東第2発電所の建設工事。河川維持放流を有効利用して環境にやさしい発電施設を整備するもので、事業費には、当初予算分として2億1000万円を計上しているほか、17年度債務負担として1億円を設定、トータルすると3億1000万円になる。このほかの大型工事としては、柳原発電所のオーバーホールとして、コイルや水車ランナーの取り替え等の設備整備費へ4億8000万円余りを計上している。
 東第2発電所は、15年度の9月補正で実施設計委託費1000万円を予算化。業務は新エネルギー財団(NEF)へ依頼し、同財団から図面作成等の業務がニュージェック(東京都)へ委託されている。
 電気事業を取り巻く環境は、電気事業の自由化等で新規水力開発は困難な状況にあるが、一方では環境問題に対応してクリーンエネルギーである小水力発電の開発推進が求められている。
 こうした状況を受け、同課では昨年度から環境にやさしい発電所の建設に取り組み、公営企業としては全国で初めて狩宿第2発電所を建設、来月5月末から運転開始となる予定。
 今年度から着工する東第2発電所は、勢多郡東村にある草木ダムから渡良瀬川への河川維持流量を発電使用水量とし、100m以上ある最大落差を有効利用し、水圧鉄管から分岐して発電を行う。事業は、国の中小水力開発促進指導事業(補助事業)を取り入れて実施する。
 発電能力は、最大出力を240kw(最大使用水量0・329t)を予定。工事は、16年度から2か年で行う計画で、17年11月頃の完成を目指す。
 入札は、7月頃の入札執行となりそうで、総事業費には国(渡良瀬川河川事務所)がダム事業改善事業として施行する放流設備整備と合わせて、4億円余りを見込んでいる。
 柳原発電所の設備整備は、コイルや水車ランナー取り替えがメーン。その際には、河川環境への配慮から油を使用しない水車とするための無給化工事を実施。
 工事は、本課からの発注となり今月中にも水車製作工を、その後6月頃に据付工を発注する。
 このほかでは、白沢発電所で取水口のスクリーン取り替え、熊倉発電所で取水設備改良工事などを計画している。これらの工事は、管理総合事務所から渇水期の下期に発注される。

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