業界記事

新規で4か所を計画/三俣地区砂防対策で調査/今年度事業費は40億円に

2004-04-08

 国土交通省北陸地方整備局湯沢砂防事務所は、今年度当初の予算概要を明らかにした。それによると、同事務所予算額は39億9、140万円で対前年度当初比8・9%の増額となった。事業費の内訳は、直轄砂防事業費が24億9、504万円、直轄火山砂防事業費が14億9、000万円、砂防事業調査費が636万円。注目の新規事業としては、三俣地区砂防対策や湯之谷村土砂崩落災害対策で調査に着手するほか、守門下流砂防えん堤及び黒金砂防えん堤魚道の整備を進める計画だ。
 同事務所が今年度に計画する事業実施か所は全部で19か所で、うち新規が4か所。主な継続事業では、魚野川床固工群の整備促進(湯沢町)として今年度に床固工2基、護岸工、東橋架替を行うほか、三俣地区において水無川第3号砂防えん堤の整備を推進する方針。
 主要事業の概要は次の通り。
[新規事業]
▽三俣地区砂防対策(湯沢町)=清津川沿川の集落や国道17号等を土砂災害から保全するための砂防対策を実施する上で必要な調査を行う。計画では、水理模型実験や地形測量等を予定。
▽湯之谷村土砂崩落災害対策(湯之谷村下折立)=今年2月10日発生の土砂崩落災害について、河道内の土砂除去作業等を本格化する。また、斜面観測及び調査を行う。
▽守門下流砂防えん堤(入広瀬村)=平成10年8月の出水により、下流部で甚大な被害が発生したことから、地域の安全度を高めるため破間川右支川守門川に砂防えん堤を整備する。概要は、H12m、L64m、V7、457。
▽黒金砂防えん堤魚道(湯沢町)=「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業」に認定されている魚野川上流において、魚類の遡上環境改善のための魚道整備を積極的に行う。概要は、えん堤H7・0m、L71・0m、魚道形式はバーチカルスロット式。
[その他主要事業]
▽魚野川床固工群(湯沢町)=重要交通網を保全するための砂防施設の整備を、湯沢町の「仮称・土樽自然公園計画」と連携を図りながら推進する。
▽登川上流第2号砂防堰堤の荒廃地・災害対策(塩沢町)=河床にある不安定な土砂の移動や斜面崩壊地からの土砂流出を抑制し下流部の住民及び国道291号を保全する。今年度は、鋼製タイプの堰堤本体工事を促進し、完成させる。
▽苗場砂防えん堤(長野県栄村)=過去に大きな土石流災害のあった小赤沢は、下流の保全地区に保育園や診療所があることから災害弱者の保全のため、今年度は大規模な砂防えん堤の整備を促進する。
▽光ファイバーケーブル整備(破間川下流部のルート完成)=福山(守門村)~破間川出張所(湯之谷村)~事務所(湯沢町)間の光ファイバー網の整備を完了する。これにより、福山川第3号砂防えん堤のゲート操作を遠隔で行うことが可能となる。また、水無川流域では新規で整備着手する。

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