業界記事

中部横断自動車道に55億円/県境~増穂(47・2km)で測量など

2004-04-07

 日本道路公団(JH)は、関東地域の平成16年度事業計画の概要を発表した。それによると、16年度予算額は、前年度比11%増の2、707億円と二桁の伸びとなっている。内訳は、高速道路建設費が同30%増の1、950億円と大幅に増額したが、一般有料道路建設費が同41%減の125億円、維持改良費が同13%減の632億円と減少した。このうち、本県関係では高速自動車国道新設事業として中部横断自動車道に55億円を投入、増穂~南アルプス間6・4kの工事進捗を図るほか、県境~増穂間47・2kについて測量等調査を鋭意実施する。また、本県を含む中央自動車道には96億円が予定され、盛土法面樹林化や交通安全対策などを進められる。
 中部横断自動車道は、静岡県静岡市を起点とし、本県双葉町を経て長野県佐久市に至る延長約136kの高速自動車道。東名、第2東名、中央、上信越の各自動車道を相互に連絡することにより、高速道路ネットワークを形成し、臨海部と内陸部および太平洋側と日本海側との連携を深め、交流圏の拡大、広域的観光ゾーン形成など静岡、山梨、長野および新潟各県の産業・経済・文化の発展に寄与するものと期待される。
 同自動車道は今年度、増穂~南アルプス間について、橋梁区間全ての下部工工事と一部の上部工工事が完成しており、今後残る橋梁上部工と増穂インターチェンジ部の土工工事(2月25日入札)を順次進めていく。また、静岡・山梨県境~増穂間は、測量および地質調査を鋭意実施する予定となっている。
 さらに、長野県区間の佐久~佐久南間は新直轄区間として同公団が受託施工する。
 一方、中央自動車道については、高機能舗装の推進、中央分離帯防護柵の強化、車両大型化対応のための橋梁補強や耐震補強、休憩施設への屋根付き通路、トイレ改修、遮音壁の新設・嵩上げ、盛土法面樹林化(5ha)などが進められる。
 このほか、17年度に予定されている民営化に向けた取り組みとしては、「新たなコスト削減計画」に加え、更なる建設コスト縮減の基本的な考え方の検討、調査・設計・施工・維持修繕等に関する基準類の点検・見直しなど、新会社への円滑な移行に向けた準備を行うとしている。
 関東地域における今月1日現在の高速自動車国道の整備状況をみると、予定路線延長1、652k(基本計画延長は1、546k)のうち、3月末までに1、211k(73・3%)が開通している。このうち、整備計画延長は1、457kで、JH区間が1、434kとなっている。
 なお、関東地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県(水上IC以北を除く)、長野県(伊北IC以西を除き、信濃町ICまで)、山梨県。

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