業界記事

商工労働部の新年度主要事業概要

2004-03-18

 県商工労働部は、平成16年度の主要事業の概要をまとめた。16年度当初予算案における同部の予算額は535億8200万円で、15年度当初と比べて6・5%の増。主な事業では、「茨城県立産業技術短期大学校設置事業」に3億3121万円を計上。県立水戸産業技術専門学院(水戸市下入野町)にIT技術者育成のための産業技術短期大学校を設置するため、実習棟の増築工事や備品購入などを実施する。その他の事業では、中小企業融資資金貸付金として総額409億円を予算化している。
  県立産業技術短期大学校設置事業は、新技術の開発など幅広い産業分野で情報技術(IT)が不可欠になっており、その要求に応らえられる人材を育成するため、県立産業技術専門学院を高度化再編し、ITに関する職業訓練を行うもの。
 具体的には、水戸産技専に同短期大学校を併設するため、実習棟を増築する。土木部営繕課が基本設計を委託した段階で想定した規模はRC造平家建て延べ700㎡程度。
 今後の整備スケジュールは、来年度に増築工事および機器整備を行い、17年4月の開校となっている。
 その他の主要事業としては<1>いばらき未来産業プロジェクト推進事業(創業支援、研究開発支援、販路開拓支援、人材育成支援)<2>経営革新総合支援事業(新製品開発等支援事業費補助、経営革新計画の策定支援など)<3>筑波西部地区石材活性化事業(新規分野進出事業費補助、進出計画指導等事業)-などを計画している。
 16年度に計画している主な事業の概要は次のとおり。
【いばらき未来産業プロジェクト推進事業】本県に集積する人材、技術シーズ等を活用した新事業創出のための総合的な支援(予算額1億8985万円)。
 <1>創業支援…ベンチャープラザによる相談窓口の運営、コーディネータの配置。ベンチャーマーケットの開催(起業家等と投資家の出会いの場の提供)
 <2>研究開発支援…つくばサイエンスアカデミーとの連携(技術シーズの展示会、講演会の開催等)。茨城県デザインセンターの運営(ひたちなかテクノセンター内)。
 <3>販路開拓支援…ベンチャーテクノフェア(製品の展示、商談会)。受注・販路拡大エキスパートの配置(企業立地推進東京本部内)。
 <4>人材育成支援…いばらきベンチャーセミナーの開催。ヤングベンチャーや女性起業家の育成支援。
【まちの創業総合支援事業】創業希望者に対する支援やコミュニティビジネスを創出する団体への助成等(予算額1148万円)。
 <1>まちの創業推進事業…まちの創業セミナー・交流会等。
 <2>地域密着型創業支援事業…事業主体は商工会、商工会議所。事業内容は地域別にテーマを設定した創業講座の開催、参加者の創業に向けた取り組みを支援。
 <3>まちの起業家創出支援事業(新規)…地域における先導的なコミュニティビジネス事業を創出する団体への助成。事業主体はコミュニティビジネスに取り組もうとする団体(NPO法人、任意団体等)。補助率は県1/4、市町村1/2、団体1/4。補助額は10万円/団体。
【経営革新総合支援事業】新分野への進出や新技術・新製品の開発により新たな事業展開を行う中小企業への支援(予算額6981万円)。
 <1>新製品開発等支援事業費補助
 ・経営革新枠…補助対象は経営革新計画に基づく市場調査、新商品等の開発、販路開拓、人材育成。補助率は国、県それぞれ1/3。
 ・技術革新枠…補助対象はデザイン開発・市場調査を含めた研究開発費の一部助成。補助率は県1/2。
 <2>経営革新支援等事業…経営革新計画の策定支援、フォローアップ調査、経営革新実践塾の開催。
【中小企業融資資金貸付金】(予算額409億6500万円)
◆中小企業向け制度融資の資金貸付
 <1>セーフティネット融資(新規融資枠)…200億円
 <2>中小企業パワーアップ融資(新規融資枠)…280億円
 <3>中小企業再生支援融資(新規融資枠)…60億円
 <4>事業革新支援融資…10億円
◆返済負担の軽減のため同一制度融資での借換を認める「借換制度」の拡充
 <1>融資対象…すべての長期資金。
 <2>借換額…同一融資内において各融資の既借入残高、又は各融資の既借入残高に新規事業資金をあわせた額。
【茨城県中小企業再生ファンド出資金】(予算額1億円)
◆過剰債務状態にある再生可能な県内中小企業の再生を目的としたファンドへの出資。
 <1>出資総額…30億円程度<2>出資機関…県、中小企業総合事業団、県内金融機関等<3>事業主体…投資事業有限責任組合(運営はファンド運営会社)<4>運用期間…7年(うち投資期間3年、最長10年まで延長可能)<5>対象企業…過剰債務状態にあるものの、本業には相応の収益があり、再生の可能性のある中小企業。
【筑波西部地域石材活性化事業】筑波西部地域(笠間市、岩瀬町、真壁町、大和村)の石材産業活性化を支援(予算額1167万円)。
 <1>新規分野進出事業費補助(920万円)…補助対象は新技術新製品開発事業、販路開拓、人材育成事業等。事業主体は進出計画等を策定した組合、任意の企業グループ。補助率は2/3。
 <2>関連機関支援強化事業(150万円)…工業技術センター(窯業指導所)において、リサイクルに関する研究開発を支援。
 <3>進出計画指導等事業(46万円)…組合等の事業計画(進出計画)の策定等の支援。石材産地活性化推進協議会を開催。
【知的特区戦略産業形成事業】戦略分野別の推進会議開催、産学連携による委託研究、共同研究事業に対する助成(予算額3320万円)。
 <1>戦略分野関連産業推進事業…戦略分野別推進会議の開催(半導体・ナノテクノロジー・健康関連産業・新エネルギー産業の研究・開発拠点形成に向け、関係機関の意見集約や地域連携などを行う場としての会議の開催)。各戦略分野の啓発セミナーの開催。
 <2>産学連携チャレンジ補助…補助対象は産学連携による委託研究・共同研究事業。戦略分野の会議の中で提案された事業、産学連携コーディネーターの活動により、企業ニーズと研究機関のシーズとのマッチングを行った事業等。補助率及び補助限度額は1/2、100万円/件。補助先は県内の中小企業。
【立地企業フォローアップ事業】県内立地企業との意見交換会の開催等によるフォローアップ事業の実施(予算額184万円)。
 <1>立地企業との情報交換会(年2回)…対象企業は各工業団地の代表企業等(40~50社)。行政側は知事・県幹部、各部幹事課、各総合事務所、市町村等。内容は県事業の説明、企業からの要望等の聴取。
 <2>各工業団地連絡協議会の組織化…情報交換の緊密化を図るため各総合事務所毎に組織化。
【いばらき就職支援センター設置事業】雇用相談や職業紹介等のサービスを一貫して行うワンストップサービスセンターの設置(予算額1億4097万円)。
 <1>設置場所…中央センター(水戸市三の丸、旧職員会館1階及び2階)。地区センター4箇所(日立地区、鹿行地区、県南地区、県西地区)。
 <2>開設時期…16年4月(職業紹介事業は5月開始)
 <3>業務内容:雇用相談、キャリアカウンセリング、能力開発支援、職業紹介等。
【茨城県立産業技術短期大学校設置事業】高度なIT技術者育成のための産業技術短期大学校の設置に係る施設整備等(予算額3億3121万円)。
 <1>設置場所…水戸市下入野町(県立水戸産業技術専門学院所在地内)
 <2>再編方法…水戸産業技術専門学院情報技術科を高度化再編し短期大学校とする。
 <3>定員等…短大校・情報通信科は2年間、募集人員20人。短大校・情報処理科は2年間、募集人員20人。
 <4>開校時期…平成17年4月。
 <5>16年度の事業内容…施設工事(水戸学院実習棟の増築)、備品購入(パソコン、経営シミュレーション等の購入)、PRパンフレット作成等。
【地域伝統芸能全国フェスティバル開催事業】第12回地域伝統芸能全国フェスティバルの開催(予算額9200万円)。
 <1>事業名称…第12回地域伝統芸能全国フェスティバルいばらき、第4回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会いばらき
 <2>開催期間…平成16年10月22日(金)~24日(日)
 <3>開催場所…県庁構内・周辺地域(メイン会場)ほか
 <4>主催…(財)地域伝統芸能活用センター、茨城県、水戸市
【茨城プロデュース事業】観光振興の仕掛けづくりのできる専門家を活用した観光資源の再発見・再価値化(予算額206万円)。
 <1>茨城プロデュースアドバイザー(イベントプロデューサー、デザイナー、大学教授、音楽プロデューサー)
 <2>事業内容…テーマの選定、現地調査、関係団体等との意見交換、アイデアプランの提案、事業化への調整・検討。

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