業界記事

水戸市定例議会が開会/加藤浩一市長提案説明(3)

2004-03-12

 第三は、思いやり、助けあい、安らぎの心を育むまちづくりであります。
 子どもから高齢者まで、すべての市民が地域の中でともに支えあい、元気で健康に暮らせるよう、子育て支援をはじめ、保健・医療・福祉の連携による福祉環境の整備や健康づくりに努め、「思いやり、助けあい、安らぎの心を育むまち」の実現を目指してまいります。
 そのため、子育て支援の充実に向け、次代を担う子どもを安心して生み、育てることができるよう、次世代育成支援対策行動計画に基づく施策の円滑な推進に努めてまいります。保育行政については、保育料の据置きにより保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、公立保育所の保育時間をさらに延長するほか、民間保育所や事業所内保育施設の整備を促進し、保育環境の向上を図ってまいります。また、新たに、ファミリー・サ
ポート・センター事業を実施するほか、子育て支援ネットワーク会議を開催するなど、地域における子育て支援体制の整備を図るとともに、子育て広場事業など、子育て中の親子の交流、相談の場の充実や総合ガイドブック等による子育て支援情報の提供に努めてまいります。
 高齢者支援につきましては、介護保険の安定的な運営に向け、ニーズを的確に把握しながら、介護サービスの利用の円滑化や質的向上に努めるほか、ケアプラン適正化事業等により介護給付の適正化を図ってまいります。施設サービスについては、特別養護老人ホーム等の整備を促進し、充実に努めてまいります。また、高齢者が健康で生き生きとした生活を送れるよう、新たにひとり暮らしの高齢者等に対する寝具乾燥消毒サービス事業を実施するなど、在宅生活支援の充実を図るとともに、いきいき健康クラブを開催するなど、介護予防施策を引き続き推進してまいります。
 障害者支援につきましては、デイサービス、ホームヘルプサービス事業等を引き続き実施し、障害者の自立と社会参加を促進するとともに、介護者の負担軽減に向け、レスパイト事業等の充実を図ってまいります。また、知的障害者通所授産施設「みのり」を4月に開所するほか、民間障害福祉施設の整備を促進し、施設サービスの充実に努めてまいります。さらに、時代の二-ズに対応した障害者支援に向け、障害者福祉計画を改定してまいります。
 社会保障につきましては、国民健康保険事業について、成人病予防健診補助事業の拡充を図るとともに、国保税の収入確保に努め、適正な運営を行ってまいります。
 思いやりや助けあいにあふれ、心ふれあう地域社会の実現に向けては、住みよいまちづくり推進協議会を中心とした市民の自主的な地域活動を支援するほか、住民組織や人材の育成を進めるなど、コミュニティ活動推進計画に基づく施策を実施してまいります。
 また、市民の健康な生活の実現に向け、健康づくりにつきましては、新たに1歳6か月児健診に心理相談員を配置し、育児不安の軽減と虐待の予防を図るとともに、思春期ふれあい体験学習を実施するなど、母子保健の充実に努めるほか、老人保健事業等の各種施策を引き続き推進してまいります。
 第四に、次代を担う人材を育むまちづくりであります。
 市民の生涯にわたる学習活動や学校教育の充実をはじめ、子どもたちの健全な育成に向けた取組を推進するとともに、市民が主体となった多様な活動を推進する環境の整備に努め、「次代を担う人材を育むまち」の実現を目指してまいります。
 そのため、生涯学習活動につきましては、現在の急激な社会環境の変化や社会的課題の増加に伴って生じる新たな市民ニーズに対応するため、生涯学習に関する市民意識調査を実施してまいります。公民館等においては、各種講座の開催に加え、子育て支援策として、親子及び親同士が交流できる場の提供や子どもたちの居場所づくりの充実に努めるとともに、育児ボランティアの養成を図ってまいります。また、地区図書館の整備に向け、(仮称)見和地区図書館の建設工事に着手するとともに、子どもたちが本に親しめる機会の充実を図るため、子ども読書活動推進計画の策定や絵本リストの作成など、子どもたちの読書活動を支援してまいります。
 学校教育につきましては、特色ある水戸の教育を推進するため、国際社会に生きる一員として活躍できる人材の育成を目指し、新たに、構造改革特区制度を活用した幼・小・中英会話教育を行うとともに、地元大学と連携した教員・学生派遣による学校活動支援や小学校での水戸芸術館ACM団員による演劇公演を実施してまいります。また、地域の人材を生かした開かれた学校運営の推進に向け、各小・中学校及び幼稚園にスクールボランティア制度を導入するとともに、障害のある児童が在籍する学級の学習指導の充実を図るため、学級支援補助員を配置してまいります。学校施設については、新荘小学校校舎及び屋内運動場改築、第四中学校大規模改造、稲荷第一幼稚園移転増改築の完成を目指すとともに、梅が丘小学校や双葉台中学校の大規模改造の実施設計を進めるなど、教育環境の整備、充実に努めてまいります。学校給食については、安全に楽しく食事ができるよう、学校給食用食器を更新してまいります。
 青少年の健全育成に向けては、青少年育成基本計画に基づき、家庭、地域、学校、行政の役割の明確化のもと、連携の強化を図りながら、留守家庭児童の保護育成のため、開放学級の拡充に努めるなど、各種施策を推進してまいります。
 スポーツ・レクリエーション活動につきましては、第26回全国中学校軟式野球大会をはじめ、各種スポーツ大会を支援するとともに、体育施設の補修工事を行い、市民に良好なスポーツ環境を提供してまいります。市立競技場については、スタンドや夜間照明などの施設改修に向けた基本設計を実施し、スポーツ観戦を楽しめる環境の充実に努めてまいります。
 また、市民の多様な活動の推進に向け、ボランティア・NPO活動をはじめ、市民が主体となった取組を支援してまいります。
 男女平等参画につきましては、男女が互いに人権を尊重しながら、責任を分かちあい、それぞれの個性と能力を十分に発揮することができる男女平等参画社会の実現を目指し、全国男女共同参画宣言都市サミットの開催をはじめとした各種事業の充実に努めてまいります。
 国際交流事業につきましては、国際交流センターを拠点として、アナハイム市や重慶市をはじめとする多くの都市との友好親善に努めるとともに、国際化社会に対応したまちづくりに向けて、市民主体の国際交流活動を推進してまいります。
 平和な国際社会の実現に向けては、水戸空襲展や平和ポスターコンクールの開催、平和大使の派遣などの事業を引き続き実施し、市民の平和意識の高揚を図ってまいります。
 第五に、市民主体の個性ある自立したまちづくりであります。
 行政情報を積極的に提供しながら、市民と行政との協働によるまちづくりを推進するとともに、より簡素で効率的かつ健全な行政運営に向けた行財政改革を積極的に推進し、「市民主体の個性ある自立したまち」の実現を目指してまいります。
 そのため、市民参加による行政運営の確立に向け、市民各層各団体から直接意見や提言を聴く場として重要な役割を担っている市民懇談会や行政懇談会の充実を図るとともに、市政モニター制度やインターネット等を積極的に活用するほか、パブリック・コメント手続制度を開始するなど、市民が市政に参加する機会の拡充に努めてまいります。
 行政情報の積極的な提供に向けては、附属機関における審議の公開を進めるとともに、広報みとやインターネットを活用した広報の充実を図るほか、総合情報誌を発行するなど、先人の遺した歴史や文化、観光等の水戸の魅力を県内外に発信してまいります。
 行財政改革につきましては、厳しい行財政状況を乗り越え、市民志向・成果重視の行財政システムの構築を目指し、新行財政改革大綱及び実施計画に基づく施策の積極的な推進に努めてまいります。
 財政運営については、使用料・手数料の見直しや補助金・負担金の適正化の検討を進めるとともに、市税等の徴収率の向上を図るなど、歳入の確保と経費の節減に努めてまいります。また、柔軟でスリムな行政運営を確保するため、簡素で効率的な組織・機構を編成しながら、定数の削減を進めるほか、市民サービスの向上を図る電子市役所の構築に向け、電子申請・届出システムや電子入札システムの導入等を推進してまいります。さらに、民間活力の活用に向けたPFIや構造改革特区の検討を進めるほか、行政評価システムを本格実施するとともに、外部監査制度を導入するなど、行政の透明性を高め、公正な行政運営を推進してまいります。

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