業界記事

定例議会が開会/藤沢順一市長提案説明-その1-

2004-03-06

 主要施策の概要
◆「環境都市つくば」の実現を目指して
 第1は地球環境と共生するまちづくりであります。
 市の環境保全施策を総合的かつ計画的に推進するため策定した「つくば市環境基本計画」は目標期間の10か年のうち5年目を迎えました。平成16年度は個々の施策の見直しを図り、新しく取り組むべき課題や緊急を要する課題を明確にするとともに、市民参画と協働に関する指針及び方策を示してまいりたいと考えております。
 つくば市役所の環境管理システムは、本年2月11日付けでISO14001の認証を取得しました。今後も環境関連施策を組み入れながらISO14001の活用を進め、システムの継続的改善を図ることにより認証を維持し、環境改善を推進してまいります。
 つくば市の緑のまちづくりを進める指針となる「緑の基本計画」については、自然環境の保全や環境との共生、安全で快適な生活環境の実現のため、市民参画のもとに策定を進めてまいります。また、つくばエクスプレス開業に向けたまちびらきのひとつとして、研究学園駅南側の地区公園の一部が供用ができるよう計画を進めてまいります。
 環境に優しい農業の推進としては、つくば市産の有機栽培及び特別栽培の農産物に、県の認証シールと市で作成したシールを貼付して出荷し、安心・安全な農産物のPR活動を積極的に行い、環境に優しい農業の普及拡大と農業の活性化を図ります。また、肥料使用の適正化、緩行性肥料施肥を容易にする施肥田植機導入の推進を図ります。
 霞ケ浦や牛久沼などの湖沼へ流入する河川等の水質汚濁を防止するための対策としては、16年度より高度処理型合併処理浄化槽の設置を補助対象とします。加えて、つくば市独自の方式によるクリーンナップ事業を展開しているなかで、上菅間地区の生活排水路浄化施設において、公共施設への新エネルギー機器導入と併せた啓発事業として、太陽光発電と小型風力発電施設を導入設置してまいります。
 さらに、環境教育として「水みらい21計画」の推進を図るため、引き続き「水みらい21協議会」を開催し、アクションプランの実践へ向け協議してまいります。また、小中学生を対象に、「作り過ぎない・捨てない・流さない」をテーマにした、エコキッチンや市内の水環境の現状を知ってもらうための親子水環境観察会などを実施します。
 ごみ対策については、循環型社会の構築を目指し、引き続き、ごみの減量化に取り組んでまいります。不法投棄防止対策は、巡回監視活動を重点的に行うとともに、市民からの通報を積極的に活用し、茨城県や警察署などと協力し迅速な対応を行ってまいります。また、ごみ焼却炉から発生するダイオキシン対策については、県とともに適正指導の強化に努めてまいります。
 資源のリサイクルに関しては、自治会や子供会等の資源物集団回収を実施した団体に対し、年間の資源物回収量に応じて奨励金を交付するほか、粗大ゴミ排出者に相応分の負担を求める有料個別収集システム導入計画を進めます。
 エネルギー問題については、昨年度に引き続き住宅用太陽光発電システムを設置する方に対して、所定の補助金を交付し、システム普及促進に努めてまいります。また、新エネコンテストなど市民参加型のイベントの実施や「つくば新エネルギー推進特区」の方策として、つくばエクスプレス沿線のまちづくりに燃料電池等の新エネルギー機器の導入を進めてまいります。
 第2は、都市と田園が調和するまちづくりであります。
 つくばエクスプレス建設事業につきましては、平成17年秋開業に向け順調に工事が進められております。本年4月からは、最高速度130km走行やホームドアとの連動を確認する第2期走行試験を行うとともに、11月からは全線にわたっての走行試験を予定しております。残すところあと1年数か月、もう目に見えるところまできております。その間に沿線開発地区の整備を進めるわけですが、このまちづくりがつくば市全体のまちづくりの成否を左右するといっても過言ではないと思います。そこで、沿線開発地区への誘客と都市の活性化を図るための新たな施設として、「つくばミュージアム都市構想」の理念に沿い、日本の文化や文明の総合的な学習機能と誘客機能を併せ持った本格的な体験学習施設や、農村と都市の活発な交流を促すアグリパークの建設を推進いたします。
 つくば駅周辺の交通需要に関しましては、駅周辺の交通容量、歩行者空間を確保し、円滑に機能するよう整備を進めてまいります。また、環境に配慮した新たな交通網を活用するための交通需要マネジメント(TDM)実証実験を引き続き進めてまいります。
 つくばエクスプレス沿線開発の周辺集落では、開業等に伴い急激な集落環境の変化が予測されますが、その影響を未然に防ぐために、集落地区計画の施行や良好な集落居住環境を維持するための保全や整備を実施してまいります。
 圏央道につきましては、西側ルートについて、地元及び関係機関との協議・調整を図りながら事業促進に努めてまいります。国・県道の整備については、国道のバイパスの整備促進や4車線化の早期実現、県道のバイパス及び拡幅・改良などの整備促進を国・県に強く要望してまいります。また、生活道路の整備については、地域からの要望等を踏まえ新設・改良、維持補修に努め、生活環境の向上を図ってまいります。
 第3は安全な暮らしを守るまちづくりであります。
 近年の都市化の進展に伴い、犯罪は増加傾向にあります。市民の生命・財産を守るため、市民が自ら地域を守ることを意識して、それを活動に結び付けていく体制づくりを支援するなど防犯対策の強化・推進に努めてまいります。16年度は、新1年生全員に対し、携帯用防犯ブザーを貸与し、登下校時等の安全対策を図ります。さらに、防犯サポーター制度による市内のパトロールを実施するなどして、地域社会や市民生活の安全確保に努め、市民が安全で安心に暮らせるまちづくりを目指してまいります。また、設置要望等が多い防犯灯については、新たな防犯灯設置や既設防犯灯の修繕等を計画的に進めてまいります。
 防災については、消防本部の高機能消防指令センターのシステムをデジタル式の新システムに更新するための設計業務を委託し、有事の際の災害地点決定の迅速化や出動時間の短縮化を図ります。
 また、消防団については、地域の特性、消防力の基準、団員の勤務形態等を調査検討し、消防団の組織再編を行い、地域住民に安心と信頼をいただける消防団組織づくりを推進してまいります。
◆「福祉都市つくば」の実現を目指して
 第1は、楽しみながら子供を育てるまちづくりであります。
 児童福祉については、保育所創設・増築及び認可外保育園の認可等の推進を図り、待機児童解消に努めてまいります。また、市民ニーズに対応するため延長保育を実施し、さらに地域組織活動事業に取り組み、緊急時の保育等に対応するため一時保育預かり事業についても市内3保育所で実施いたします。
 さらに本年度より幼稚園・保育所の一元化を見据え、保護者の子育てを支援するため、市立幼稚園の預かり保育を試行的に3園において実施いたします。
 家庭における子育て支援については、「地域子育て支援センター」けやき広場プレイルームを拡張し、また、新たに支援センターを2か所増やし計4か所において各種の子育てに関する相談や情報の提供、及び子育て広場事業などの充実を図ってまいります。
 次世代育成支援対策については、急激な少子化の進行等を踏まえ、次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、かつ育成される環境の整備を図るため、つくば市次世代育成支援対策行動計画を策定します。
 児童館については、東小学校区に児童館を開設し、児童健全育成の推進及び児童クラブや母親クラブなどの地域活動の拠点として、地域住民に密着した運営に努めてまいります。
 放課後児童対策事業については、新たに小野川小学校児童クラブを開設します。また、沼崎小学校児童クラブ施設を整備し、地域活動の促進を図ってまいります。
 学校教育については、「確かな学力」「心の教育」「特別支援教育」「国際理解教育」「学校IT教育」の5つを学校教育指導の重点項目として「明るく楽しい学校」づくりを目指しております。
 つくば市のIT教育利用は全国でも最高水準に達しています。今年のインターネット活用教育実践コンクールにおいて、内閣総理大臣賞に輝き、3月10日表彰を受けることになっております。16年度には、市内全校が参加してテレビ会議や家庭学習支援システムなどITを活用した授業を公開したり、シンポジウム等を行います。IT教育をさらにレベルアップし児童生徒の学力向上に役立てるとともに、国内外につくば市のIT教育を紹介するのが目的です。さらに児童生徒がいつでも安心してITを授業に利用できるようITアシスタントを配置し、コンピュータウイルス対策やネットワークの構築や授業のサポートIT機器の操作研修にあたります。

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