業界記事

16年度当初予算案/バイオマス発電が始動/第一中改築へ基本構想

2004-03-02

 秩父市(栗原稔市長)は、3日に開会した3月定例市議会に、16年度当初予算案を含む27議案を上程した。一般会計予算は、181億8、739万円で、対前年度比2・1%増とした。地域特性を活かした新たな取り組みとして注目されるバイオマス発電施設整備では調査業務委託に2、000万円を計上し、17年度の建設へ始動する。また、懸案事項の一つとされた第1中学校改築は、基本構想策定などに着手する。なお、普通建設事業費は16億3、527万2、000円。
 バイオマス発電施設整備については、栗原市長の選挙公約の一つ。3段階整備のうち、初弾となる試験プラント整備に向けた準備となる。NEDO補助を受け、事業可能性調査を実施。併せて関係機関の協力・参加による「(仮称)バイオマス発電検討委員会」を設置し、バイオマスの収集方法、電気・熱の利用方法、運営方法などを検討する。
 1号機は、発電出力を市役所本庁舎の契約電力に合わせ200kwで想定。高カロリーガス化・ガスエンジン方式による発電とし、電力と熱を併せて供給する。また、運転時間は1日10時間で、発電量を1日2、000kw、年60万kw。プラントは、ガスエンジン発電棟、ガス反応棟、屋外施設エリアで構成し、敷地は18m×30m。建設費は、概算で8、000万円。17年度に建設し試験稼働に入る方向。なお、燃料は製材廃材、剪定枝葉やダム流木など未利用資源を考えている。
 施設老朽化などから、以前より市議会でも取り上げられた、秩父第1中学校(滝の上町9-22)の改築事業は、いよいよ調査が始まる。耐力度調査委託500万円、整備基本構想策定業務に400万円を盛り込んだ。
 同校は、敷地4万2、329㎡に、校舎は、昭和39年から42年にかけて建設。RC造3階建ての普通教室棟と特別教室棟の2棟構成で、延べ床面積7、232㎡。2棟は、2か所の渡り廊下により結ばれている。また、校舎屋上には天体観測用のドームもある。体育館は、校舎北側の外周道路を挟み、42年の建築で、S造1、906㎡の規模。都市計画法の適合照明が必要とされ、これまでに南建設(長瀞町、電話0494-66-3251)が、学校用地測量を実施している。
 市の考え方としては、1年目に耐力度調査、2年目に建物設計を行い、その後2か年継続事業による改築工事で整備を進める方針。さらに、設計と着工を同一年度とし、実施時期を前倒すことも視野に入れている。
 このほか、道路新設改良では、工事費2億3、450万円を付け、幹線6号線など13路線改良、幹線3号線など5路線舗装、幹線61号線など5路線の側溝工事を実施する。
 特別会計では、公共下水道事業に14億4、342万5、000円を計上。15年度から2か年で実施中の合流改善計画策定では、改善方策の検討に2、240万円。管渠工事には3億180万円で、宮地、影森、大野原と高篠地区で整備を進める。
 農業集落排水では、久那地区の処理施設、管路へ1億6、000万円、新規に別所巴川地区の管路・処理施設設計に取り組む。

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