業界記事

総受注棟数が好転/床面積は8期連続でプラスに/住宅業況調査(10~12月)

2004-01-18

 社団法人住宅生産団体連合会(住団連、会長・奥井功積水ハウス(株)代表取締役会長)が1月に同会の法人会員に対して行った「住宅市場の業況感調査」をまとめたところ、第3四半期(平成15年10~12月)の受注実績は、第2四半期(平成15年7~9月)に比べ総受注棟数と金額ともにプラスに転じたことが分かった。また一戸当たりの床面積は14年1~3月期以来、8四半期連続でプラスを維持している。
 この調査は、住団連の法人会員の支店・営業所・展示場等の営業責任者に対して3か月ごとにアンケートを依頼し、その結果をまとめたもの。
 関東地方における戸建注文住宅の総受注棟数・金額(ともに対前四半期比)は、プラス26と全国でもプラス幅がトップ。また総受注棟数に占める建て替え率(実績)の動向では、関東で40%と前回の調査時と比べて堅調だった。
【戸建注文住宅】
◎対前四半期比総受注棟数・金額
▽実績=15年10~12月の受注実績は、前回調査に比べ総受注棟数・金額ともにプラス。総受注金額は前10月調査時に6四半期ぶりにプラスに転じたが、今期も続いてプラスとなった(総受注棟数プラス13・金額プラス7。うち関東の棟数はプラス26)。
▽見通し=16年1~3月は、15年10~12月に比べ総受注棟数がマイナス、金額はわずかにプラスを予測(総受注棟数マイナス16・金額プラス2、うち関東はマイナス27)。
◎1棟当たり床面積の動向について
▽実績=15年10~12月の床面積実績はプラス4。全国では「狭くなっている・やや狭くなっている」が17%(前回25%)が減少した分、「やや広くなっている・広くなっている」は29%(同21%)が増加した。「変わらない」は54%(同53%)。関東は35%(同24%)。
▽見通し=16年1~3月はプラス3。全国では「変わらない」が55%(前回77%)に減少し、「狭くなっている・やや狭くなっている」が20%(同11%)、「やや広くなっている・広くなっている」の25%(同13%)ともに増加の予想である。関東は「狭くなっている・やや狭くなっている」が減少し、かつ「やや広くなっている・広くなっている」が増加する見込み。
◎建替率の動向
▽実績=15年10~12月の総受注棟数に占める建替物件の(実績)割合で、全国では「50%以上」が27%(前7~9月は25%)、「40%以上50%未満」が14%(同17%)、「40%未満」は60%(同58%)と、前回調査時とほぼ同様の結果となった。関東は40%(同41%)と比較的堅調。「40%未満」でみると、東北の20%を除いて全地域が43%から78%にあり、戸建注文住宅の建替え率は回復していない。
【低層賃貸住宅】
◎対前四半期比総受注戸数・金額
▽実績=15年10~12月の総受注実績は、前回の実績に比べ総受注戸数・金額ともに、マイナスとなった(総受注戸数マイナス11、金額マイナス3、関東はマイナス15)。
▽見通し=16年1~3月の見通しは、前回の見通しに比べ、総受注戸数・金額ともにプラスを予測(総受注戸数プラス10・金額プラス12、関東はプラス18)。
◎1戸当り床面積の動向について
▽実績=15年10~12月はプラス6で、14年1~3月から8四半期連続でプラスを維持している。
◎低層賃貸住宅経営者の供給意欲について
今回の調査時点における住宅会社側からみた経営者の供給意欲度では、全国では「かなり強い・強い」が前14%から10%に、「普通」は前43%から41%とわずかに減少。「やや弱い・弱い」は前42%から50%に増加した。低層賃値住宅の経営者の供給意欲は、まだ弱含みの様子。

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