業界記事

水戸市の中心市街地活性化策/その1

2004-01-30

 水戸市がこのほどまとめた中心市街地活性化策の詳細は次の通り。(1/2)
【根本地区土地区画整理事業】
◆担当課=地域整備課
◆概要=中心市街地に隣接し、JR水戸駅にも近接する立地条件を生かし、中心市街地の住機能を補完する地区として、土地区画整理事業により良好な住宅市街地(約63ha)の形成を図る。
◆進捗状況・現況=平成10年度に地区を分割して、段階的整備を図ることとしたことを受け、平成12年度に根本第一地区(約26・1ha)の都市計画決定を行い、平成13年度に事業認可を得て、仮換地指定に向け準備作業を進めている。
◆今後の課題=財源の確保(保留地処分)、根本第二地区(約37ha)の事業化
【歴史ロード整備とネットワークづくり】
◆担当課=土木課
◆概要=市内の歴史的遺産を、都市の固有性・快適性を生み出す資源として活用するため、歴史ロード拠点地区として9つのブロックを設定し、各ブロックにおいて、歴史的遺産へのアプローチ道路や周辺道路の整備を進め、また、自然環境を生かして、歴史的遺産巡りの道を整備し、歴史に出会える場の確保と市民の健康づくりの要求に応える。
◆進捗状況・現況=昭和63年に「都市景観・歴史ロードに関する調査報告書」を作成し、これまでに弘道館・水戸城跡ブロック、備前堀・吉田神社・吉田城跡ブロック、笠原水源地ブロック、偕楽園ブロック、彰考館・見川城跡ブロックにおいて部分的に整備を行っている。
◆今後の課題=整備未着手ブロック及び整備着手ブロックにおける未整備部分の整備手法の検討や、調査報告書作成から15年が経過しているため、現況に合わせて設定地域、歴史ロードの目的についても再検討をしていく必要が生じている。
【泉町1丁目南地区第一種市街地再開発事業】
◆担当課=泉町・大工町周辺地区開発事務所
◆概要=〈事業目的〉大型商業施設導入による広域拠点の形成と中心市街地活性化〈施行地区面積〉約1・7ha〈施設建築物〉商業、事務所、駐車場、延面積約7万8100㎡〈公共施設〉都市計画道路3路線〈総事業費〉約178億円
◆進捗状況・現況=〈経緯〉・平成13年4月都市計画決定(平成14年4月一部変更)・平成14年7月再開発組合設立県知事認可・平成15年9月事業計画県知事認可・平成15年12月権利変換計画県知事認可〈予定〉平成17年10月完成オープン
◆今後の課題=泉町地区の集客力回復のための早期完成、保留床処分、事業進行管理
【泉町1丁目北地区第一種市街地再開発事業】
◆担当課=泉町・大工町周辺地区開発事務所
◆概要=〈事業目的〉泉町広域拠点の形成と中心市街地活性化〈施行地区面積〉約0・8ha〈施設建築物〉用途未定〈公共施設〉都市計画道路1路線〈総事業費〉未定
◆進捗状況・現況=〈経緯〉平成15年6月再開発準備組合設立〈予定〉平成16年度都市計画決定、再開発組合設立及び事業計画県知事認可、平成19年度完成オープン
◆今後の課題=泉町1丁目南地区第一種市街地再開発事業の完成時期を踏まえ、南北一体の賑わいを創出するために、施設用途、規模及び保留床処分先の決定と権利者意向の集約を図り、間断なく事業を進める必要がある。
【大工町1丁目地区第一種市街地再開発事業】
◆担当課=泉町・大工町周辺地区開発事務所
◆概要=〈事業目的〉複合的な機能の導入により、まちの再生と中心市街地活性化〈施行地区面積〉約1・5ha〈施設建築物〉ホテル、店舗、住宅、業務、駐車場〈規模〉SRC造地上15階地下2階延面積約5万7000㎡〈総事業費〉約154億円
◆進捗状況・現況=〈経緯〉平成13年9月再開発組合設立及び事業計画県知事認可、平成14~15度事業成立性の検討〈予定〉・平成16年度実施設計、権利変換計画作成・平成19年度完成オープン
◆今後の課題=保留床の処分等と事業成立性の確保
【南町・県庁跡地周辺地区整備事業】
◆担当課=市街地整備課
◆概要=県庁舎及び県関連施設の移転に伴う空洞化が一層進む中、新たな土地利用転換や有効活用策が重要課題となっているため、地元と協調を図りながら、地区特性を活かした総合的なまちづくりを推進する。
◆進捗状況・現況=南町周辺地区について中心市街地活性化基本計画において4拠点のひとつとして位置づけられているが、平成14年度、地元組織による検討を中心として同地区のグランドデザインとなる市街地総合再生計画を策定した。現在、快適な歩行者空間の整備や魅力ある街並みづくりの形成など、計画に基づく各種施策の推進を図っている。宮町2丁目地区(東照宮下通り地区)市街地再開発事業については、社会環境の変化から地元の事業化に向けた活動は休止状態となっている。
◆今後の課題=市街地総合再生計画に基づく各種事業の推進を図るうえでは、官民の適切な役割分担と協働が不可欠であり、地元の主体的な活動を誘導していく必要がある。
 宮町2丁目地区については、地元の動向を勘案しながら、再度、事業着手以前の段階での主体的なまちづくり活動の醸成等、地元活動に対する支援を行っていく必要がある。
【水戸駅南口周辺地区整備事業】
◆担当課=市街地整備課
◆概要=旧国鉄貨物ヤード跡地等を活用して土地区画整理事業を行うことにより、駅前広場等の公共施設の整備や宅地の利用増進を図り、商業・業務施設等の整備を行う。併せて、駅前広場に接続する関連都市計画道路2路線の整備を行う。
◆進捗状況・現況=駅前広場の中心的な施設となっているペデストリアンデッキやバス・タクシーターミナル、自転車駐車場棟については、工事の完成に伴い順次供用開始を図っており、駅前広場全体としては平成16年4月に既成する予定である。都市計画道路については、継続して用地買収及び工事を進めている。土地区画整理事業地内の土地利用については、ホテル・結婚式場の複合建物や、分譲マンションの建設が進められている。
◆今後の課題=地価下落などの社会変動により保留地処分が進んでいないことから、民間活力を誘発する支援対策等の整備手法を検討する。また、土地分譲の情報交換を行っていく必要がある。関連街路整備における用地買収については、特に代替地の手当てが支障となっているが継続して交渉を行っていく。
【都市計画道路3・4・189号泉町天王町線整備事業】
◆担当課=泉町・大工町周辺地区開発事務所
◆概要=中心市街地における交通体系の強化と国道50号の交通混雑の緩和を図る。
◆進捗状況・現況=平成13年度に都市計画決定、事業認可となった。平成16年度から工事着工、17年度に完成の予定。
◆今後の課題=代替用地の確保
【都市計画道路3・3・30号赤塚駅水府橋線、都市計画道路3・5・184号北見町根本線整備事業】
◆担当課=地域整備課
◆概要=根本地区と中心市街地との連絡を強化することにより、赤塚駅水府橋線の幹線道路としての機能強化を図る。
◆進捗状況=3・3・30号は、根本第一地区内においては、根本第一地区とあわせ平成12年度に都市計画決定。3・5・184号は、根本第一地区の関連道路として、平成12年度に都市計画決定。
◆今後の課題=財源の確保、根本第二地区(約37ha)の事業化。
【南北連絡道路整備事業】
◆担当課=街路建設課
◆概要=馬の背台地上に広がる中心市街地を縦断する梅香トンネル、南町千波大橋線、梅香下千波線及び国道349号水戸道路を建設し、交通の円滑化と中心市街地へのアクセスの向上を図る。
◆進捗状況・現況=南北連絡道路の全線の整備が完了し、平成14年3月供用開始。
◆今後の課題=梅香下千波線の本郷橋交差点から国道50号バイパスまでの残区間については引き続き整備を図り、平成21年度の完成を目指す。
【都市計画道路3・4・119号大町通り線整備事業】
◆担当課=街路建設課
◆概要=同路線は、国道50号、国道118号、国道349号に囲まれた中心市街地の補助幹線道路であり、中心市街地内の交通の円滑化を果たす道路である。
◆進捗状況=平成3年度から事業に着手し、15年3月末現在の用地買収率は約91%である。今年度から工事に着工し、平成18年度の完成を目指す。
◆今後の課題=残りの用地確保に努め、事業の早期完成を目指す。
【公営駐車場の整備】
◆担当課=都市計画課
◆概要=市街地開発の動向を踏まえ公営駐車場の整備に努め、国による国道50号地下駐車場整備の促進を図る。
◆進捗状況・現況=公営駐車場の整備については、都市計画駐車場として4箇所都市計画決定した。国道50号地下駐車場については、すでに完成し営業している。
◆今後の課題=現在開発が進んでいる水戸駅南口についても駐車場の整備が急がれる。
【駐車場附置義務条例等の適正な運用】
◆担当課=都市計画課
◆概要=一定規模以上の建築物の新増改築に際して、駐車場の設置を義務付け駐車場の確保に努める。
◆進捗状況・現況=中心市街地及び赤塚駅周辺地区について駐車場整備地区を都市計画決定し、また駐車場附置義務条例を適用し、建築確認して運用を図ってきた。
【駐車場案内システムの整備】
◆担当課=都市計画課
◆概要=平成6年10月水戸駅北口側に駐車場案内システムを導入し、ブロック案内板12基・個別案内板20基を設置した。参加駐車場21箇所となっており、年間駐車場利用台数は240万台となっている。
◆進捗状況・現況=水戸駅北口側の駐車場案内システムはすでに完成し、次に水戸駅南口について設置する予定。
◆今後の課題=既存の駐車場案内システムは設置後10年を経過しており、老朽化が著しいため更新に向けた検討が急がれる。
【都市景観形成事業】
◆担当課=都市計画課
◆概要=優れた都市景観づくりに大きな影響を与える大規模建築物等(建築物・広告物)について、誘導基準を基に助言・指導を行い、まち並みの景観誘導を図る。
◆進捗状況・現況=都市景観条例に基づく届出において、優れた都市景観形成のため助言・指導を行っている。また、南町2丁目及び泉町2丁目の商店街については、商店街顔づくり整備事業によるファサードの整備を行った。
◆今後の課題=中心市街地の核となる泉町・大工町の再開発事業により、地域の先導的な役割を担う都市景観形成の促進を図る。また、その他の大規模建築物等については、引き続き都市景観形成のため助言・指導を行う。

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