業界記事

和光市総合体育館プロポ/今日から提案書受付け/17年度に工事発注

2004-01-21

 和光市は総合体育館建設事業で、昨年12月に設計委託料執行凍結が解除されたことを受けてプロポーザルを実施する。また近く、基本提案審査選考委員会を設置。17年度からの建設工事に向け、長年の懸案事項がいよいよ動き出す。プロポ基本提案書の受付は3月31日まで。提案書は市民に公開され、同選考委員会においてまず10提案を選出する。その後、市民による投票によって最優秀の1提案を特定する運び。審査開始は16年4月末から、6月ごろに最優秀者を特定、7月から着手する実施設計は、16年度末までに仕上げ、17年度早期に議会案件として工事発注、18年度までの2か年で建設する計画。施設規模は、4階建ての延べ床面積6、000㎡程度が想定されている。
 プロポーザル参加希望者は、市役所ホームページで今日から要綱と共に掲載される参加表明書をダウンロードし、基本提案書を添え、生涯学習課総合体育館建設担当に持参または郵送する。基本提案書は、A4版書面(5枚程度)による記述とし、施設案はA3版によるエスキース(白黒仕様3枚程度)にまとめ、会社名などは無記名で作成。提出期限は3月31日(水)午後5時まで。
 参加資格は、一級建築士事務所の登録を受けていて、同市の入札参加資格者名簿(設計・調査・測量業務)に登録されているものとしている。
 選定基準となる重点事項は、<1>同市の諸計画(ホームページ「行政情報」参照)との整合性を考慮すること<2>災害時の拠点施設としての機能を備えること<3>和光市らしさを象徴すると共に、現在の環境を損なうことが少ないこと<4>建設地に形成されている樹林の特性を生かすこと<5>ホームページに掲載されている、同体育館建設に関するアンケートおよび意見交換会における「市民の意見」を参考にすること<6>周辺地域を含めた雨水対策として、調整池機能などについての検討をすること<7>総合体育館としての優先すべき機能を明確にすること<8>動線計画は樹林公園、総合体育館それぞれの利用者や機能を考慮し、駐車場の確保および利用者などの安全を優先すること――としている。
 提案書作成に際しての施設要件を見ると、メインアリーナ(災害時避難所)は約2、000㎡とし、バスケットボールコート2面、バレーボールコート3面を確保。そのほかバドミントンコートを可能な面数設ける。観覧席は700席程度。サブアリーナ(同)は約700㎡で、バスケットボールコート、バレーボールコートを可能な面数配置する。
 そのほかに柔道場1面、剣道場1面、弓道場、トレーニング室、軽スポーツ室、健康・体力相談室、体力測定室、会議室、研修室、談話室、シャワー・更衣室、事務室、管理施設、体育館利用者専用駐車場100台程度(公園用既存駐車場は別途)を内包する。
 また災害対策施設として避難者500人程度の避難用具収納庫、野外炊飯場などを設け、地下には水害対策施設として貯水量9、000立方mの雨水調整施設を配置、外構施設一式も含む。総工事費は、消費税込みで上限20億円。敷地は市街化調整区域で、建ぺい率70%、容積率400%、高さ制限なしとなっている。執行部の想定している施設規模は、4階建ての延べ床面積6、000㎡程度。
 同事業は、平成元年に外環上部利用区域への建設が検討されて以来、数度の構想が検討されてきた。用地交渉の不調などにより建設地が選定できない状態が続いていたが、同市が県営和光樹林公園(広沢2660-12ほか)の管理を受託したことにより、同公園東側駐車場部分(約6、000㎡)に建設する方針が固まった。なお、今年度に予算執行する予定となっていた設計委託料3、000万円とコンペ報酬費500万円は、16年度への繰越明許扱いにする方向。報酬費は、選考された10者に謝礼として支払われる。

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