業界記事

鹿島火力発電所に着工/石炭燃料で出力は50万7000kw

2004-01-20

 住友金属工業(株)(大阪市中央区北浜4-5-33、下妻博代表)は、同社の鹿島製鉄所(鹿嶋市光3)に「鹿島火力発電所」の建設を計画、今月に入って着工した。
 計画では、施設規模は出力50万7000kw(発電量47万5000kw)で、発電方法は石炭による微粉炭燃焼方式。建設スケジュールは、来年度まで土木工事を進め、機器据付等を平成17年度から18年度に行い、18年夏ごろの試運転、19年6月ごろの営業開始、となっている。
 建設地は鹿嶋市大字新浜18-1の約12・5haで、製鉄所東端の既存石炭ヤードの北側。
 発電設備は、石炭が燃料の微粉炭燃焼方式で、出力50万7000kw。24時間連続稼働で、年間利用率80%を予定する。
 燃料の石炭は鹿島港から陸揚げしてコンベアで搬送、既設の貯炭場(ヤード)へ移動させ、新設する発電所に搬入し、発電する。
 冷却水は150m沖合から深層取水し、表層放流。排水は総合排水処理設備で浄化し、既設放水口から排出する。送電線は地下埋設する。
 環境への配慮対策では<1>高性能の脱硫・脱硝装置、電気集塵機などの設置<2>発電所周辺に高さ10mのマウンドを築き緑化-などを行う。
 これまで、発電所建設に伴う環境影響評価準備書および環境影響評価書の作成・縦覧、意見集約などを実施。今年に入って着工した。予定工期は約3年半。
 建設スケジュールは、今年度から来年度まで土木工を進め、17~18年度には機器の据え付けを実施。18年夏ごろから試運転を行い、19年6月の営業運転開始を目指す。
 同社は、平成7年の電気事業法改正によって電気卸供給事業への一般企業の参入が認められたことを受け、鉄鋼事業で培った発電技術と製鉄業のインフラを活用し、安価で安定した電力供給によって社会に貢献しようと、鹿島製鉄所構内への発電所の建設を計画した。

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