業界記事

2放水路整備に370億/18年度事業化目指す/地下トンネル整備へ

2004-01-15

 県土木部は、長岡市土合町ほか地内を対象とする柿川の河川整備計画の検討に着手している。長岡市内の柿川流域における都市型水害の解消を目的に、柿川放水路(地下トンネル式河川)等を整備して雨水と下水道対策を合わせて行うもので、平成18年度からの事業化を目指し準備を進める。柿川放水路とともに宮内放水路も整備する計画で、両放水路の整備に伴い約370億円を投入するビッグプロジェクトとなる。
 長岡市の市街地を流下する柿川は、柿川内水対策事業との関連で整備計画が検討され、現在の改修は1/2確率規模の河川局部改良事業(L2、400m)で進められている。
 地元の長岡市では、河川と下水道が連携して雨水対策を効果的・効率的に行うことを目的に平成11年度より「長岡市雨水対策協議会」を開催し、都市雨水対策計画の検討を進めてきた。その結果、柿川の計画規模を見直して新たに1/50規模とするほか、市街地は拡幅等による河道改修が困難であることなどから2つの放水路整備(柿川、宮内)により計画の治水安全度を確保する方針を決めたもの。
 計画では、まず柿川放水路では、土合川合流点~JR線の間で柿川の洪水を越流方式でカットする。一方、宮内放水路では、土合川の山地及び平地流域の洪水を全量カットする。
 注目は柿川放水路で、柿川と土合川の水を地下トンネル式河川で落とし込み、ポンプ排水で直接信濃川へ放流する計画。整備ルートについては排水機場用地確保の容易性や事業の実現性から消流雪ルート(既存の消流雪用水導入施設下部)を予定する。概要は、φ2、500~6、000mm(最大)で延長L約2・6km。ポンプ排水は約42/S。
 施設規模や事業費等の詳細については検討中であるが、事業費には概算で約300億円を見込む。放水路整備の事業主体は県であるが、ポンプ整備に関しては協議中。
 また、長岡東西道路の進捗にあわせて整備する宮内放水路の概要は、□4m×2mの自然流下及び□4m×2・2~3mのポンプ排水15/S。事業主体は未定。概算事業費には約70億円を見込む。
 なお、柿川河川整備計画検討業務は、現在、在京の日本建設コンサルタント(株)が担当している。委託期間は3月25日まで。

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