業界記事

群馬労働局/風速基準なし4割/クレーン作業場の自主点検

2004-01-08

 群馬労働局(高原和子局長)は、社団法人日本クレーン協会群馬支部(山口秀夫支部長)に依頼して実施した自主点検の結果をまとめたところ、強風時の作業停止に必要な風速基準を設けていない事業場が製造業と建設業を合わせて全体の4割あることが分かった。同局では自主点検の結果を踏まえて、クレーンを安全に使用できるように基準を遵守するよう同支部に要請し、類似災害の防止を図るよう指導を徹底するとともに、県内の各労働基準監督署に適切な対応を行うよう指示した。
 これは、10月13日に茨城県内で発生した強風によるクレーン倒壊事故をきっかけに、群馬県の「からっ風」によるクレーン災害を防止するために調査したもの。自主点検の対象とした500事業場のうち、400事業場から回答を得た。
 主に、定期自主検査(年次)や自主点検(月次)を実施しているか、強風時の作業停止基準や屋外に走行する天井クレーンの逸走防止装置を設けているかなどの12項目を調べた。
 調査結果によると、定期自主検査ではクレーンを設置している事業場の96・4%、月例検査では85・6%が検査を実施していたが、屋外に設置しているクレーンがあると考えられる40事業場のうち、天井クレーンの逸走を防止する風速基準がない事業場は18事業場で、全体の47・4%を占めていた。また、同様にクレーンの作業停止における風速基準は20事業場(55・6%)で導入していなかった。

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