業界記事

図書館等複合施設建設で三条小解体に3.5億円

2017-03-30

 三条市は、三条小学校跡地で図書館、鍛冶ミュージアム、理科教育センター機能を持つ複合施設整備を計画している。
 既存施設の解体費用に3億5200万円を見込んでおり、新年度予算に工事費1億2700万円を計上したほか、18年度の債務負担行為2億2500万円(限度額)を設定した。国の交付金内示を待って、夏前までには発注したい考え。
 解体する建物は、校舎棟がRC造3階一部2階建て、延べ床面積4411・92㎡。屋内運動場がS造平屋建て、床面積1198・46㎡。付属施設が延べ100㎡程度。敷地面積は約1万3000㎡。場所は元町地内。
 校舎本体外壁にアスベスト含有塗料が使われており、この除去に1年かかると見ている。
 新年度は解体工事と平行して、まちなか公共施設連携・整備検討委員会を設置し、隣接する鍛冶道場やステージえんがわとの一体的活用を踏まえた施設のレイアウトや機能、連携等の検討を行う。また、周辺施設や新設するスポーツ・文化・交流複合施設など市民活動を育むエリアとしての面展開に向けた環境整備の検討も行う。

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