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　産業、医療用など総合ガス企業のエア・ウォーター㈱（豊田昌洋代表取締役・ＣＥＯ、大阪府大阪市中央区南船場２－12－８）は、県営新潟東港工業地帯で建設を計画する物流施設の設計・施工者を大和ハウス工業に決めた。10月中旬にも工事着手し、来年６月の竣工を目指す。
　県営東港工業地帯Ａ区画の６・６haに、Ｓ造平屋建て、延べ床面積約６６００㎡の規模で、自社商材や取引企業の商材などを保管する常温物流倉庫を建設するほか、将来的な拡張も視野に入れる。
　投資額は約18億円で、施設整備費に約８億円、土地購入費には約10億円を試算している。
　東日本大震災で、新潟が関西から東北への供給拠点となったことから同地への進出を決めた。６月には新潟県と進出協定および土地売買契約を締結している。
　設計・施工者の選定は、４者によるコンペ方式で行われ、各社の提案内容を総合的に判断した結果、同社を受注者に決定した。